2016年09月08日

9月ふじみ野市議会 市政一般質問 新井光男

9月定例市議会は、9月1日から開会されます。
 市政一般質問には、5名の党議員団がみなさんからの要望実現に向けて頑張ります。
 新井光男市議は「@市内循環ワゴンの改善、A国民健康保険の県一本化の問題点、B西の原中央公園の雨水問題、C公共事業における建設労働者の下請け賃金の改善、D土地・家屋の公平かつ適正な課税にむけて」の市政一般質問を予定しています。
 みなさんのご意見・ご要望をお寄せください。

市内循環ワゴンの改善
・民間との公平性より市民の交通権の確保
・高齢者の200円負担をやめて無料化
・ワゴン停留所の位置の改善と安全対策

市内循環ワゴンの試験運行が行われています。
 市民からは「ワゴン停留所の移動と併せて安全対策を」「コースによっては、支所で一時間の待ちもあるので改善できないか」「高齢となりわずかな年金から1日往復で400円の負担は厳しい」など意見があります。
 この市内循環ワゴンの趣旨は、市民の移動の自由を公的に保障するもので、市民の基本的な権利です。この権利が保障されてこそ高齢化社会で高齢者が外出の機会を増やして生き生きと生活できる条件です。
  市は高齢化に向けて循環ワゴン社会の実現を進めるべきです。
 例えば、東台小学校入り口付近にあるワゴン停留所は、信号機に近く横断者の安全確保の観点から、旭住宅方面に移動、さらに、苗間駐輪場付近ワゴン停留停をソヨカ方面に移動するなど、利用者の視点で改善することが必要です。
 さらに、高齢者など社会的弱者のワゴン代200円をやめてを無料化にすることで、お金の心配をすることなく外出する条件を整備することです。
 市は、何でも市民の負担を求める姿勢ですが、市民が負担することで、この市内循環ワゴンが中途半端になる危険性があります。

国民健康保険の県一本化の問題点
・県に一本化されると加入者負担と国保事業はどうなる
・県単位化で国保の構造的な問題が解決するのか
・保険税の在り方
・一般会計からの繰り入れの継続を

ふじみ野市民のうち約3人に1人が加入している国民健康保険は、平成30年4月を前提に埼玉県に一本化されることが法律で決まり、来年度、29年はその一本化に向けた準備が予定されています。
 具体的には、国保の運営方針を市と県で策定し、医療費の給付を見込み所得を甘味した1年分の事業納付金を決めて、市が県に納めます。
 市の保険税は、国が示す標準的な保険税算定にもとづき、県の標準保険税率を出した後で、市町村ごとの標準保険税を参考することになります。このようにして、ふじみ野市の保険税が決定することになります。
 
 国の負担引き上げなし
    国保の再生なし

 国保の現状を見ると「高齢者の割合が高く、所得水準が低いといった特別の構造的な課題」があります。よって財政運営の厳しさは、財政運営を県一本化するなど広域化したり、運営主体を県に変えただけでは解決しないことは明白事実です。
ですから、国民皆保険制度の根幹である国保の再生には、国庫負担の引き上げがかかせません。“国庫負担の引き上げ”を要求している全国知事会、全国市長会などの地方6団体の一致した要望となっています。
  広域化の問題点を切る

 第一に、そもそも国保の危機は国庫負担を半減させたことに根本問題があり、ここを抜きに広域化しても財政や制度の改善にはつながりません。厚生労働省は、広域化するとスケールメリットがあると強調していますが、国保会計上は財政的に大きなメリットはみあたりません。 ふじみ野市は、一般財源の繰り入れを行い、保険税の軽減に努めています。この繰り入れがなくなれば、保険税は際限なくひき上がる仕組みとならざるを得ない状況です。
 第二に、国保の広域化とは、市町村が住民のいのちを守る仕事を手ばなすことになりかねません。国保法第三条に保険者が市町村・特別区であることが明記されています。保険者を都道府県でなく市町村にしたのは、市町村によって医療供給体制の違い、そして住民の状況(年齢層、所得等)の違いが歴然としてあるからであり、都道府県で広域的に運営するにはその差異があまりに大きく無理があるからです。そして市町村国保だからこそ、住民と議会が連動し、運営協議会とともに住民のための制度改善が進められ、旧大井地域では国保の8割給付や65歳医療費無料化や保険事業などいのちを守ってきた歴史的事実があります。まさに、市町村に権限があるからできたことであり、小規模運営であるからこそ住民の顔が見え、住民の医療保険としての役割を果たしてきました。
  狙いは医療費削減
  県が国保の財源を握る最大の狙いは、「医療費の適正化(削減)」を目指すものです。
 医療介護総合確保推進法によって、県が地域医療構想を策定することが義務づけられました。 この構想では、医療供給体制を決め、医療費の大きな国保を県単位として、供給体制と国保からの医療費支払いをリンクさせるということです。つまり、埼玉県が大きな権限をもち国保財政を握ることで医療費の適正化を県単位で進め、政府最大の狙いである医療費削減をしようとしているのです。

公共事業における建設労働者の下請け賃金の適正化
 ・設計労務単価引き上げを末端の労働者に反映すべき
 ・建設産業で働く若者の完全週休2日制の実現
 ・現場労働者の賃金が十分な水準に達していない理由と改善策

市の発注する公共事業など建設産業の不振打開のための担い手3法が施行され、国が公共工事設計労務単価を3年連続で引き上げたにも関わらず、現場の労働者には「その効果が実感できない」との声があります。
 埼玉土建の調査では、鉄筋工の賃金が労務単価の54・8%と、かい離が広がっている状況です。
 ふじみ野市として賃金実態調査に踏み出し、設計労務単価引き上げを末端の労働者にまで、市の発注する公共事業に従事する建設労働者に反映させるべきです。
 さらに、もうひとつの問題として、現場労働者の賃金が十分な水準に達していない理由の一つとして下請けが何層にも重なることにより、各段階で経費が発生し最前線で働く労働者に適切な賃金が支払われないということが指摘されています。こうした重層下請け構造の改善に向けて取り組んでいくことも必要です。
 また、建設産業で働く若者の願いである完全週休2日制の導入問題もあります。埼玉県では28年度より入札の総合評価方式で4週8休を確保する工程管理を加点評価する取り組みを施行しする方向です。
 ふじみ野市での同様な取り組みを行うことで、建設産業で働く若者に週休2日制度の実施ができ、働き甲斐のある職域にする必要があります。

西の原中央公園の雨水対策
 
  ・公園全体の排水計画の具体化
 ・他の公園同様に雨水地下貯留浸透施設整備を
 ・当面、道路排水施設の維持管理
 ・公園からの土の流失防止策

西の原中央公園は多くの市民の憩いの場として、一年を通じて四季折々の風景を描き出しています。
 特に公園内の大木は、大井苗間区画整理組合の事業で地権者の承諾を得て、移設されたものでこの地域の移り変わりの変化をじっと見つめているようにも思われます。
 この立派な公園にも問題があります。公園全体の雨水排水施設計画が十分でなく、その被害が集中しています。特に台風などの短期に大雨が降ると公園東側の市道の排水溝に流れ出し、排水溝を枯れ枝や落ち葉がふさぎ、市道(写真)の排水溝では処理できなくなり、市道全体に溢水するなどの被害が発生しています。
 弁天の森南側の親水公園やカリヨン広場、大井総合支所東側の中央公園などには、公園下に大規模な雨水地下貯留施設があるように、西の原中央公園にもたの大規模公園と同様な雨水地下貯留施設の整備が必要です。


土地・家屋の公平かつ適正な課税に
   ・課税誤りの規模とその対応
 ・今後の課税のあるべき姿
 ・納税通知書に計算過程を示すべき
 ・集合住宅などのベランダ、通路の取り扱い

市民の財産である土地・家屋の固定資産税と都市計画税の公平かつ適正な課税に向けて、平成26年9月定例市議会で一般質問を新井光男市議が行いました。
 その時は、全体の一部において、不適切な課税実態が明らかになり、市としては平成27年と平成28年の2ヵ年で土地・家屋の全体調査を進め、平成27年10月の中間結果として、95件の課税誤りが判明しました。 
 この95件の内訳は、固定資産税と都市計画税の還付予定金がとして、2800万円、国民健康保険税の還付予定額は、140万円となり、この返還の費用は27年12月議会で補正予算を計上して返還の手続きをしています。この時点での全体調査は20%でありました。平成28年度で残りの80%を完了させて、平成29年度当初課税及び過年度還付に反映するとしています。
 課税誤りの原因としては、都市計画道路の予定地、高圧線下地、墓地の隣接地など、本来減額補正すべき土地について適用漏れがあり、最大20年間遡って還付するとしています。特に合併時の評価事務を統一した際に修正漏れや課税地目変更の際の補正適用漏れがあるとしています。
 固定資産税の課税誤りが
    なぜ発生するのか

 税金の計算の複雑さにあり、建物にかかる税金は、建築材の材質や工法など細かく変わり、土地も地形によって変わるなど、様々な事情を勘案した減免措置が複雑に絡んでいます。市の税務課においては、こうした複雑な計算を限られた職員でこなしているのが実態です。
 納税者に通知される固定資産税には、計算の根拠や過程までは示されず、素人が間違いを見つけるの至難の業です。通知書には、計算過程も示すなど、納税者の基本的人権が守られる課税の見直しが必要です。


posted by 新井光男 at 10:54| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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